老害ぶってみる(老害だったらごめん)。

まず初めに言っておくとすると

 

僕は音楽学校のようなところで勉強したワケでもないですし、

 

音楽だけで食べてたり、食べてたことがあるような人間でもないです。

 

ただのギターが好きでバンドが好きで、気付けば20年経ってた、みたいなオッサンです。

 

パチンコが趣味で毎週末パチンコ屋に通って20年経ってる、みたいなオッサンと一緒です。

 

なので第一線で活躍されてるプロミュージシャンの方のような

 

人様に誇れるような華々しい実績があるワケでもないし、

 

「けどだからこそ、アマチュアだからこそプロには分からないし言えないことがあるんだぜ!」

 

なんて言うつもりは全くないです。

 

別にプロの人を否定してるワケでもないし、アマチュアでいる自分を卑下したりもないです。

 

「そのレールに乗ったなら、目指すべき駅」

 

というのが、どんな業界、どんな職業にもあって、

 

こと音楽となると、

 

「売れることや有名になることが目標じゃないのなら、何でギターやバンドを続けてるの?」

 

って思いますよね?

 

僕もそう思ってたし、いまだにそう思う自分も少なからずいます。

 

けど思うんですよね。

 

「結果って必要なん?」

 

と。

 

勿論、いくつかのそうゆう「結果」を積み重ねて「目標」に近づいていつか「夢」を叶える、

 

という考え方、大切だと思います。

 

「夢」を叶えてる人達は、紆余曲折を経ながらも、やはりそうやって行って「成功」してる。

 

けどそれもいくつもある、人の数だけある考え方の一つなんだろうな、と思うんです。

 

やたら意識高い系の人に感銘を受けて、その人が喋ってた言葉を

 

さも自分の言葉のように語る人がSNS上でも現実でも多いけど、

 

スタバでノートPC開いて堀江貴文YouTube見てるだけで

 

意識高い系の中に入ったつもりになってるんだろうなぁ...。

 

なんて否定はしないです、それもいわゆる「インプット」でしょ?

 

そして晩に友達を居酒屋に集めて

 

「お前らさ、考え方が保守的なんだよ!」

 

とか、ビールの泡が消えようが僕が隠れて鮭茶漬けを頼んでようが熱く語り続ける。

 

んで「アウトプット」終了。

 

しかしです、その場にいる何人かの中には

 

「いや、マジで勉強になったっす!○○さんの言う通りっす!」

 

みたいな人もいるんだから、そこでのそれなりの一つの社会の歯車を回しているんだろうな、と思うんです。

 

で、何が言いたいのかっていうと、そうゆう「教祖」と「信者」って

 

マチュアバンド界隈にはまぁ溢れている。

 

何故「教祖」になってるのかもよく分からない人と、

 

何故「信者」になってるのかもよく分からない人。

 

「やっぱ音楽はさ、何がやりたいのか分からないんだよ!伝わってこないんだよ!くだらねぇ!」

 

って、

 

髭男の曲を聴いて「女々しいし、まわりくどい」しか思えなかった僕からしても、

 

投げられたボールを取ろうともせずに、

 

「俺はここにグローブを構えてるんだから、ここに!真ん中に投げてくれないと取れないじゃん!」

 

って言ってるのと同じじゃない?と思う。

 

「プリテンダー」を聴いて素直に「良い曲...」と思えない僕は、良い曲と認めることで、

 

今までの自分の恋愛に対しての不誠実さを炙り出されるような恐怖を感じそうだから、

 

何かしらの理由をつけて「自分とは関係ないもの認定」をしよう、としてるんだろうなという自覚はあるんです。

 

ありますとも。

 

恋愛作品を観ることがないのも、絶対に心ときめいて「こ、恋したい!」なんて言い出すのが分かってるからですよ(笑)

 

だから自分が否定的であったり誰かに不快な思いをさせるようなことを言わないためにも、

 

負の感情が芽生えそうなモノには近寄らないようにしよう、と思うんです。

 

 

何の話だっけ?

 

 

あ、そうそう。

 

だからですね、こんだけなんやかんや言うお前は何やねん?

 

と思う人もいるだろうし、20年ギターをやるバンドをやるって、

 

辞めなければダラダラでも続けれるんですよ。

 

僕はこれでも、いまだに1年前よりギター上手くなってるし、

 

バンドも1年前より良くなってる自負もあります。

 

この歳になると年下のバンド仲間もたくさんできて、便宜上「後輩バンド」とか言うけど、

 

気持ち的には対等だから。

 

音楽に向き合うとき、そこには上も下も右も左もないんだから。

 

「そいつやそいつの音楽が好きか嫌いか」だけだから。

 

「教祖」や「信者」じゃないんだから。

 

ただ一つだけ、同じ事に興味を持ったとき、そういう意味では、

 

経験者はちょっとした先輩になる。

 

未経験者がこの世の終わりのように感じる高く分厚い壁も、

 

「その壁、3m右に行ったら扉があるよ」

 

と、言ってあげれるかもしれない。

 

若い子たちにとって、そうゆう存在の一つにでもなれたら、と思うと同時に

 

やはり「音」で観せて聴かせるのが大切なんだろうな、と、30歳を超えてから思うようになったんです。

 

第一線で食って行くことと、アマチュアでバンドを続けることには、

 

どちらにもそれなりの「覚悟」がいるんです。

 

あと「通過儀礼」。

 

そして、2/24にその一つの「通過儀礼」を表せそうです。

 

と、いう告知のための前フリは以上です。

 

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「後輩バンド」たちに言いたい事は、

 

「時間を守り、元気よく挨拶し、ちゃんとごめんなさい、ありがとう、いただきます、ごちそうさまでした、を言えたら夢にググッと近づくぞ!」

 

以上!