MINI ALBUM『Thanksgiving』のギター小噺。

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まだお手元には届いてないので「?」という感じになるかもしれないですが、

 

手に取っていただける機会の一つにでもなれば、と思い書いてみます。

 

まず使用機材的なモノは、いつものフェンダーJAPANのテレキャスCubaseです。

 

歪みやら何やらの音作りも全部Cubase内のプラグイン一撃です。

 

あ、あとタバコとコーヒーと入浴剤も重要なイクイップメントでした。

 

で、一番こだわりたかったのが

 

「ギターは全て同じ音で録る」

 

というところでした。

 

曲のイメージや雰囲気によってギターの音を変える、というより、

 

「これがCapriceのギターの音、僕のギターの音」

 

という意思表明、というか何というか。

 

ギターを変えたり、外部機材を使って表現の幅を広げる、みたいなことは

 

今回は全く不必要に感じたんです。

 

逆に言えば、同じギターで、同じ音作りという制約の中じゃ、

 

やっぱ表現の幅の限界ってすぐに来るんです。

 

けど、だからこそ音を変える、ではなく、アレンジで右手でその限界を超えたいなぁ、という思いがあって。

 

超えれたのかどうかはさておき、自分はやはりエレキギターというかテレキャス

 

「5、6弦の鳴りが好きなんだなぁ...」

 

と思いました。

 

そして、その

 

「5、6弦の鳴らし方」

 

に、イノチをかけてる...と言ったら大げさかもですが、

 

そうゆうのも出し切れた5曲になっかなぁ、と思います。

 

全体的にはこんなところ。

 

次回からは、収録曲を1曲ずつ取り上げてみようかな、と思います。

 

「このフレーズが弾けなくて8時間練習した」とか、

 

「この曲をパクった」とか書いていきます。

 

どうぞお付き合いくださいね。

 

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ギターを録るときの話。

今日はお休みでした。

 

お昼からCapriceの新曲のギターを録ってました。

 

そ、コレです。

 

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どの曲か気になるって人は(いないだろうけど)また個人的に聞いてください...。

 

 

いまは良い時代ですね。

 

家でギターを録れるんですから。

 

スタジオでレコーディングすると、もう少し追い込みたいけど時間が足りないからここまで!

 

となってしまって自分を納得させなきゃなときもあるけど、

 

家だと気分転換に散歩にでも行って帰ってきて録る、みたいなことができるから良い。

 

「限られた時間内でできないんなら、そこまでの実力ってこと」と、言われたこともあるけど、

 

それはいまでも金言として大切にしてるけど、それだけが全てではない、とも思うんです。

 

「もう1つ、何かもう1フレーズで曲が劇的に変わる!」

 

というモノを見つけてしまったら、どんな手を使ってでもソレを込めたいんです。

 

実は昨日の晩の時点で録り始めてたけど、明らかに実力以上のことをしようとしてたからOKテイクが全然録れなくて...

 

Aメロのたった1フレーズがどうしてもキマらなくて。

 

とりあえずそのフレーズを弾きまくってから、

 

「朝起きたら弾けるようになってますように...」

 

と、すねて寝ました。

 

で、少し早起きして弾いてみたら、今度は寒すぎて手が動かなくて弾けませんでした。

 

それでも弾き続けて身体が温まってきたころに6割の確率で弾けるようになり、

 

一旦、業務スーパーに玉ねぎと鶏肉、ペットショップに猫のご飯を買いに行き、

 

帰ってきてからお風呂に入って完全なポカポカ状態で弾いたら9割の確率で弾けました。

 

2回弾いてどちらにするか悩むほどのOKテイクが録れました。

 

こんなことスタジオレコーディングじゃできないですよね。

 

 

自論なんですけど「一晩捧げれば音楽の神様は微笑んでくれる」というのが僕にはありまして。

 

ギターを始めたときなんか、「何回やっても弾けない!もうコレ無理!」って思って寝て、

 

次の日学校から帰ってきてやってみたら弾けるようになってた、みたいな。

 

全てがそうではないけど、あと少しで弾けそうなのに!なやつは、大体そう。

 

ここ数年は特に、頭では鳴ってるのに手では弾けないフレーズばかりなので...

 

なので僕の場合、家でのギター録りの時間のほとんどが練習時間です。

 

最速は初見のリズムトラックにギター入れて3時間で送り返したことがありましたが、

 

それでも練習2時間、録り30分、ちょっとした編集15分、とかでした。

 

 

で、いつも決めてるのは、

 

「少しハードル高めのフレーズを1つは入れておく」

 

ということ。

 

そしたらLIVEでやるときには、余裕で弾けるようになってる、

 

だからそのときの自分はいまよりも少しギターが上手くなってるという理論。

 

少しでもいいから1年前の今頃より上手くなってるっていう実感がないと、

 

ギターなんか楽しくないですからね。

 

 

話は逸れましたが...

 

とにかくそんなこんなでまた最高のギターを弾いてしまいました。

 

この曲に限らず、今回の音源の曲も全て最高のギターを弾いてしまいました。

 

ふふふ。

 

とかいいながらLIVEで弾けなかったダサいので、ここからが大変なんですがね。

 

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誰が為に。

目の前の扉の向こうに「もし凶悪な怪物が潜んでいたらどうしよう」と怯えて、立ち止まってしまいました。

 

その扉を開ける勇気がなく、座り込んでしまいました。

 

震えが止まらず、ついには動くこともできなくなり、

 

食べることも、寝ることも、泣くことも、笑うことさえできなくなりました。

 

 

足音が聞こえてきました。

 

だんだん近づいてくる。

 

その足音が僕のそばで止まりました。

 

 

どれぐらいの時間が経ったのだろう...

 

 

「そんなところで何をしてるの?」

 

「何でもないよ」

 

「この扉の向こうに、もし怪物がいたら怖いなって...」

 

「そう思うと、これ以上動けなくて...」

 

「そうなんだ...」

 

 

『ガチャ』

 

 

扉を開けました。

 

 

「...怪物は?」

 

「何もいないよ。何もない。自分の中で作り出した怪物のせいで動けなかっただけなんだよ」

 

 

勇気をくれてありがとう。

 

 

僕を救ってくれて、

 

 

ありがとう。

 

 

 

 

 

民明書房刊『その花が咲かない理由』より

 

 

もしキミが骨折したら同じ部分の僕の骨をあげよう。

少し前の話ですが、凄く疲弊していました。

 

2ヶ月ぐらい、じんましんが出てました。

 

誰に対して、とかじゃなく、初めて踏み込んだ世界での負の衝撃が凄くて。

 

「こうゆうもんなん?」

 

「え、そうゆう世界なん?」

 

「てかおかしいと思ってんの僕だけ?」

 

「僕がおかしい?」

 

けど責任は果たそう、きちんとやり遂げよう、弱みとかツッコミどころがないように、

 

と、本当に寝ずに毎日毎日向き合いました。

 

そしたらその分クオリティーは上がる。

 

準備も十分。

 

けど周りを見渡すと、誰もそこまでを求めてませんでした。

 

僕は普段から、良くも悪くも「人は人、自分は自分」と思いがちなんですけど、

 

この件に関しては、例え様のない感情を押し殺すように殻に閉じこもり、

 

勝手に孤独を感じていました。

 

そんなとき、話を聞いてくれた人がいました。

 

その人はその世界でずっと生きてきて、その世界の常識やルールに精通している人でした。

 

そして僕が感じていた

 

「これ、おかしいよな?」

 

って部分を、

 

「それ、間違いなくおかしいです」

 

と、言ってくれた。

 

そして、言葉としてもまとまらない、ただの愚痴を長い時間、

 

本当に長い時間ずっと聞いてくれました。

 

心が救われる、というのはこうゆうことなのか、と思ったほど、

 

翌朝の寝起きが清々しかった。

 

前向きになれた。

 

ただただ頑張ればいい、と思えた。

 

そして、なんとかやり遂げれた僕は、色んな事を学べた、すごく良い経験ができた、

 

と、思えるようになり、嫌いになりそうだった世界をまた好きになれた。

 

何か、物よりも大切なモノをくれた人、

 

「この人がもし何かに困ったら、何でもしよう」

 

と、心に誓いました。

 

そして、その人がツラい状況にいるらしい、と聞き、

 

連絡を取り話を聞くと、ツラいなんて次元の話じゃない、

 

僕だったら生きてる自信がないぐらいの状況でした。

 

そんな中、その人は前を向こうと一生懸命でした。

 

いまも一生懸命です。

 

頑張ってます。

 

「この人がもし何かに困ったら、何でもしよう」

 

なんて誓ったくせに、

 

何もできない自分の無力さが情けない。

 

けど、もし話を聞いてくれと言われればいつでも聞きに行きます。

 

みかんの缶詰食べたいと言われればいつでも買って持って行きます。

 

肋骨よこせと言われたら本当にいつでも肋骨あげます。

 

 

 

全てが解決して全てを乗り越えて、また前みたいに笑って、前みたいに歌う彼女を早く見たい。

 

「この人の横でギターを弾きたい!」

 

と思わせてくれて、その願いを叶えてくれて、

 

「いや、もっとギターの音量上げてください」と、僕に言ったロックのボーカリスト

 

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ある猫の話〜後編〜

「なんとかします」

 

そう言ったは良いものの、正直、どうしていいのか分かりませんでした。

 

少し考えて、里親を探してあげようと思い、里親募集の相談と、

 

何より里親募集するにもまずは子猫自身の健康状態が分からないと、

 

自分が応募する立場だったらスルーしてしまうだろうな、と思い

 

近所の動物病院に連れて行きました。

 

受付を済ませ、診察が始まりました。

 

そこで目に飛び込んできたのは待合室の壁一面に貼られた「里親募集」の張り紙。

 

大げさじゃなく、20件ぐらいあって、「僕の連れてきた子猫も里親、見つからないんじゃないか?」と思いました。

 

診察は15分ぐらいで済み、会計待ちの間、病院のスタッフさんに話を聞いたのですが、

 

やはり里親募集で貰われて行く子は少ない、と。

 

そうゆう子達は里親が見つかるまでの間、動物病院で献血用として飼うらしいですが、

 

スタッフさん達は愛情を注ぎ大切に育てていますが、飼える数にも限界がある、と。

 

そして病院でも飼えない子達がどうなるかは、想像に難くありません。

 

僕は当時、一人暮らしで仕事も忙しく、それでも空いた時間はバンド、

 

何より住んでいる部屋はペット禁止。

 

そして1つの答えが僕の頭の中を巡りました。

 

「元々、僕が手を出さなければ、この子猫は死んでいた。里親もずっと見つからずに命のタライ回しになるぐらいなら、

僕自身の手で保健所に連れて行って処分してあげて、僕がこの子猫の命を背負ってあげよう。

誰かに責任を押し付けるぐらいなら僕が背負おう」

 

ペットを飼う=最期を看取ってあげる、だと思っていました。

 

いまもそう思っていますが...。

 

今夜だけ、いっぱい撫でてあげていっぱい美味しいご飯を食べさせてあげて、

 

束の間でも幸せを、生まれてきて良かったとひとときでも思ってもらってから、

 

翌朝、保健所に連れて行こう、と。

 

膝の上に抱えた段ボール箱の上部から子猫を覗くと、震えていました。

 

まるで僕の考えを全て知ったかのように、震えて、あんなに不安そうにピーピー鳴いていたのに、

 

静かに、うずくまって、震えていました。

 

それを見て何かが僕の中で振り切れました。

 

「...ウチ、来る?」

 

と声に出して聞きました。

 

子猫は震えながら顔を上げ、しばらく僕を見てから

 

「...ぷー」

 

と鳴きました。

 

お会計に呼ばれて、獣医さんに

 

「この子猫ちゃん、どうされますか?」

 

と神妙な面持ちで聞かれました。

 

「飼います」

 

即答でした。

 

獣医さんもほっとしたかのように、表情が緩み

 

「では診察券をお作りしますね。お名前はまた決められたら記入しますので、空けておきますね」

 

と、言ってくれましたが

 

「いえ、『ぷーすけ』って書いてください」

 

と僕が言うと、

 

「あぁ、さっき『ぷー』って鳴いてましたもんね(笑)」

 

って、「ウチ来る?」のくだり聞かれてたのかと思ったら恥ずかし!と思いましたが...

 

診察の結果、特に病気もなく寄生虫もおらず、ただ少し月齢にしては身体が小さいので、

 

栄養のあるご飯をしっかり食べれば丈夫で元気に育ちます、とのこと。

 

獣医さんが「よかったね」と子猫に声をかけると、安心したかのようにスヤスヤと眠っていました。

 

それから6年経ち、獣医さんの言ったとおり、ぷーすけは丈夫で元気に育っています。

 

元気過ぎて、毎日、「こりゃ!ぷーすけぇ!こりゃぁあ〜!」とドタバタしてます。

 

そんなにベタベタする猫ではないですが、1日に何度か寄ってきて膝の上に乗ったり、

 

寝転んだ僕のお腹の上に乗ってきて、家が倒壊するんじゃないか、と思うほど大きなゴロゴロを響き渡らせてます。

 

 

 

飼うと決めたときの覚悟は、「翌朝、保健所に連れていく」という覚悟と同じかそれ以上のものでした。

 

いまだってそうです。

 

もし僕が病気やケガをして、ぷーすけを飼えない状況になって、誰かに押し付けるようになるぐらいなら、

 

保健所に連れて行くのは僕の役目だと思っています。

 

ペットを飼うということは、そうゆうことなんだと思ってます。

 

言葉を話さない動物たちが幸せかどうかなんて、人間には分かりません。

 

窓の外を眺めるぷーすけを見ていると、

 

「子どもを作ることもできず、室内で15年生きるより、

外で元気に走り回って、子ども作って濃い5年を生きる方が幸せなのかな?」

 

と、思ったりもします。

 

でも僕は、外で走り回ることなんか比べ物にならないぐらいの幸せを、

 

飼い主が思う「ウチのペット」の思い付く限りの幸せをあげ続ければ良い、と思っています。

 

たまに不安になるから聞くんですけどね。

 

「ぷーすけはこれで本当に幸せやったのかい?」

 

すると、必ず

 

「ぷー」

 

と答えてくれます。

 

部屋中に大きなゴロゴロを響き渡らせながら。

 

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※ちなみに、「ペット禁止」の件については、管理会社立ち合いの元、大家さんと話し合い、

 

「猫を飼うことにより生じる物件への損害が出た場合は弁償、また近隣とトラブルになった場合も全て対応し弁償、その後退去します」

 

と一筆書き、理解と了解を得ました。

 

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ある猫の話〜前編〜

6年前の10月、僕が現場管理を任されていたある温泉施設で、

 

1匹の子猫が見つかりました。

 

その施設のスタッフが交代で餌をあげ、まだ生後間もなく性別も分からない子猫を、

 

「ノラくん」と呼ぶ人もいれば「タマちゃん」と呼ぶ人、「虎徹」なんていう、

 

もし女の子ならなかなか気合いの入った名前で呼ぶ人もおり、

 

備品の空き箱の中に毛布を敷き詰め、秋口の冷たい風をしのげる、

 

温泉のボイラー室をその子猫の寝床にしてあげていました。

 

40代から70代の男女スタッフ、それぞれの経験もあり価値観も違う人種が働く職場は、やはり和気あいあいとは行かず、

 

いつも「はさみを置く位置が違う」や「誰々はギリギリの時間に来る」、

 

「誰々とは一緒に働きたくない」といった、本当にくだらない、

 

けれど現場管理担当者として、一番の課題である「現場スタッフの雰囲気作り」に頭を悩ませていたのに、

 

その子猫の世話をみんなでするようになり、その話題でスタッフ間の人間関係も徐々に良くなっていきました。

 

「異常なし」しか書いてくれなかった連絡・引き継ぎノートにも、

 

「ノラちゃん、今日はご飯いっぱい食べました。夜勤の方は、水がなくなっていたらあげてください♪」や、

 

虎徹、本日も元気。だが僕にはどうも懐かない。◯◯さんが持ってきてくれた煮干しを食べるときだけ近くに来てくれる」などなど...

 

石鹸の在庫チェックは忘れるくせに、子猫の餌は予備の予備の予備予備まで用意してるのにまた買ってくるし...。

 

とにかく、そうやってコミュニケーションを取り合うと、業務にも良い影響があるもので、

 

「スタッフの対応が良い」「みんなが笑顔でまた来たいと思った」と書かれた来館者アンケートをたくさん頂きました。

 

それから1ヶ月ほど経ち、携帯が鳴りました。

 

現場のスタッフからでした。

 

現場スタッフ「猫嫌いの支配人に子猫のことがバレて、いまから山に捨てに行くって言ってる!

なんとか引き止めたんやけど、スタッフの中で家で猫を飼える人がいない!

どうしよう、どうしたらいいのか分からなくて...」

 

大げさではなく、本当に泣いていて少しパニックになっているのがすぐに分かりました。

 

僕「とりあえず、そっちに行きます。とにかく落ち着いて。

普段通りの仕事を、普段通りにしてください。

きちんとやり切ってください」

 

僕自身も冷静ではなかったと思います。

 

別の担当現場にいた僕は現場主任に後のことを任せて、その温泉旅館に向かい2時間ほどで到着しました。

 

子猫がいる段ボールを抱えて本当に青い顔をして座り込んでいるスタッフ。

 

自分の勤務時間が終わってから、僕が到着するまでの間、ずっとそこにいたようでした。

 

「何とかするから。安心してください。何とかしてみるから」

 

 

 

 

続く

 

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テレキャスター。

テレキャスターについてはまず書いておかないといけないかな、と。

 

愛用してる、というより結局コレになる、という感じで使い続けて20年ぐらい経つテレキャスター

 

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フェンダージャパン製、高1の夏休みに土方のバイトして貯めたお金で買いました。

 

定価が確か8万円。

 

ここ2〜3年でフレット、ナット、ボリュームポッドを換えたぐらいで後はオリジナルのままです。

 

ブリッジのコマに至っては、20年間のブリッジミュートで磨耗してます。

 

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リペア屋さんやギターをいじってくれる人に、たまに「これはアタリの個体」と言われます。

 

30万で譲ってくれ、というリペア屋さんがいたほど。

 

なんか木の取り方とか、パーツを全部組んだときのバランスとか言われたけど、

 

当の本人はよく分かってませんでしたが...。

 

というか、20年間飾ってたワケじゃなくて、ツアーも廻ってレコーディングもして、

 

50回ぐらいぶん投げられてるのにまだ使えてるって時点ですでに「アタリ」でしょ。

 

僕は、個人的に楽器の価値は「耐久性」だと思ってます。

 

レスポールの様な「芸術性」、ストラトのような「機能性」より、テレキャスターの「耐久性」。

 

レスポールストラトに比べて部品数が少ないし、プラスチック部分もピックガードだけやし、

 

部品数が少ないってことは、それだけ壊れたり不具合が生じる確率が格段に下がる...

 

とか何とかダラダラと書いてますが、結局は僕もよく分かってません。

 

ただ1つ言えるのは、

 

「100をイメージしたときに100の音が出て、120なら120、80なら80の音を出せる」

 

それが僕にとってはこのテレキャスターだけだったという話なんです。

 

なんかレスポールだと80をイメージしても100の音が出てしまったり、ストラトだと120をイメージしないと100が出なかったり...

 

...って伝わるかどうかは分からないですが。

 

まぁとにかく、ギターは弾くものです。

 

投げちゃダメです。

 

楽器は大切にしましょう。

 

ライブハウスに入ったらスタッフさん、出演者さんには挨拶しましょう。

 

楽屋の椅子の上に荷物を置きっぱなしにするのはやめましょう。

 

顔合わせのとき、誰かが話をしているときはちゃんと聞きましょう。

 

転換中は楽屋でタバコ吸いながらギター弾いたりスネア叩いたりするんじゃなく、

 

転換がスムーズにいくようにステージとのドアを開けたり、それをしないんなら楽屋の外に出ておきましょう。

 

みんな言わないけど「邪魔」なんで。

 

...おっとっと。

 

止まらなくなるので、

 

 

 

 

それでは。

 

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